髙瀨ひかる
4歳のとき、母と行ったショッピングモールで英会話教室の無料体験レッスンを受けたことがきっかけで、 英語に興味を持ち始めました。 5分程度の短いレッスンでしたが、そのとき発した単語は今でも記憶に残っています。
私が子供のころの英語教育は暗記中心の “詰め込み教育” が主流ではありましたが、 英語を嫌いになったことは一度もありませんでした。 なぜなら、「言葉は文化」という考え方に魅力を感じたからです。 やがて、英語を話すことで、 さまざまなチャンスを世界規模で模索できるという期待が高まっていきました。 勉学のための英語習得ではなく、グローバルに活躍することを目指し、 ツールとして使える英語力を身に着けようと思うようになりました。
そんな願いを実現するために、 勤めていた会社を辞めてオーストラリアへ渡りました。 現地で大学を探し、入学手続きまでのすべてを自力で行いました。 大学では新聞メディアと映画理論を同時専攻し、 記事の書き方からメディア法まで、猛勉強しました。 卒論も含めると100枚以上の論文を書きました。 学内のフィルム上映会ではディレクター賞を受賞したこともありました。 一方、学外の活動としてはアイリッシュ・パブで働き、 人生初のバーテンダーに挑戦しました。 たくさんのアイルランド人と出会い、異文化への関心がさらに深まりました。
その後、現地の日本人向けの新聞社で記者となり、 全豪オープンやF1グランプリなど世界的なイベントの取材も行いました。 帰国後はフリーランスとして、 出版社やテレビ局との仕事を通じて多様なジャンルの記事を執筆しました。 海外からのアーティストや実業家への英語取材も行いました。 また、ニュース記事の翻訳や英訳も手掛けました。
そして現在、ECC傘下の英会話教室で講師を務めることになりました。 まさに、英語を通じて広がってきたユニークな人生だと実感しています。 苦労もたくさんありましたが、そんなときこそ「私には英語力がある」という自信を支えに、 困難を乗り越えてきました。 壁にぶつかったとき、信じることのできる力を自身のなかに持つことはとても大切なことだと実感しています。 知識は、誰にも邪魔されない自分だけの武器になります。 一人でも多くの人が英語を武器に人生の可能性を広げていってほしいという思いから、 英語教室の設立を決意しました。 語学学習は競争ではなく、生きる強さを養うための手段です。 その手段を培い、みなさんが世界へ向けて羽ばたいていくことを願っています。